冬の澄んだ空気に包まれる朝、加古川の街が甘い香りに目覚めます。
ムサシオープンデパート朝市の活気が、静かな街を少しずつ元気づける中で、高知県土佐清水から旅してきた「小さな宝物」に出会えるのをご存じですか?
それが、小柴製餅所の「いももち」です。
朝市の人気スポット「暖助」の薪ストーブの前では、お客さまが自ら好みの焼き加減を見ながら丁寧にいももちを焼き上げています。こんがり焼ける香ばしい香りが漂い、自然とその場に引き寄せられる方も多いはず。一口ほおばると、ふんわりとした食感と上品な甘さが広がり、さつま芋の素朴な美味しさとお餅の優しい風味が心にしみ渡ります。
いももちを片手に、日岡山公園の自然に囲まれた朝市の通りを歩くと、そこには笑顔と活気があふれています。大きなベンチで温かないももちを味わいながら、隣の方と自然と会話が弾む光景も。この場所ならではの「美味しい!」という歓声が、訪れる人々の心をさらに和ませてくれます。
また、子供たちは近くのかわいい鶏やヤギと触れ合い、大人たちはそんな姿に思わず笑みを浮かべます。新鮮な野菜や手作りの雑貨を見て回る中で、時間がゆっくり流れていくのを感じるでしょう。
加古川の朝市で味わういももちは、ただの食べ物ではありません。そこには、人々の温かさ、自然の恵み、そして地域の魅力がぎゅっと詰まっています。この特別なひとときが、日常を少し離れた「幸せな時間」をもたらしてくれるのです。
この朝市での体験は、きっと皆さまの心に長く残る思い出になるはずです。
ぜひ、いももちとともにこの特別な空間をお楽しみください。
そしてまた、加古川の朝市に足を運びたくなるその理由を、ぜひ見つけにいらしてください。